目次
はじめに
災害時に大きな影響を与えるのが 停電 と 断水 です。
電気が止まれば照明も冷蔵庫も使えず、断水すれば飲み水・トイレ・調理にも困ります。
「停電と断水にどれだけ備えられているか」で、避難所に行く必要があるか、自宅で過ごせるかが大きく変わります。
この記事では、家庭で役立つグッズと代用品の工夫を紹介します。

停電への備え
基本グッズ
- 懐中電灯(ヘッドライト推奨)
両手が自由になるため安全性が高い。停電時は必需品。 - ランタン
広範囲を照らせるタイプが便利。吊り下げられると避難所でも活躍。 - 乾電池・充電器
単3・単4など規格を揃えると効率的。
モバイルバッテリーも常に満充電にしておく。 - 小型発電機やポータブル電源(余裕があれば)
家電も動かせるため在宅避難の安心感が高まる。
代用品の工夫
- ペットボトルに懐中電灯を当てて、ランタン代わりに。
- スマホのライト機能は短時間だけ。バッテリー消費に注意。
断水への備え
基本グッズ
- 飲料水の備蓄
1人1日3リットル×3日分が目安。家族の人数分を計算して確保。 - 生活用水
ポリタンクやバケツに水を溜めておく。トイレや洗い物に使用可能。 - 携帯トイレ
便器にセットして使えるタイプ。固化剤入りで衛生的。 - ウェットティッシュ・ドライシャンプー
水がなくても体や頭を清潔に保てる。
代用品の工夫
- 浴槽に水を張っておく(断水前に時間があれば)。
- ゴミ袋をバケツにセットし、簡易トイレとして使用。
- キッチンのポリ袋+輪ゴムで食器をカバーし、洗い物を減らす。
在宅避難で役立つプラスアイテム
- カセットコンロ+ガスボンベ
停電時でも調理が可能。ボンベは1週間分(1日2本目安)を備蓄。 - 携帯浄水器やろ過フィルター
給水所の水や川の水を利用できる安心感。 - ソーラー充電器
長期停電時にスマホやバッテリーを再充電できる。
まとめ
停電・断水は「不便」ではなく、命に直結するライフラインの停止です。
最低限の備え(ライト・水・トイレ)はもちろん、代用品の工夫を知っておくことで、被災後の生活は大きく変わります。
👉 次回は「子ども・高齢者・ペットのための防災対策」を紹介し、家族ごとの工夫ポイントを解説します。
